生きてりゃ何とかなる

バツイチ看護師。再婚し2歳、0歳児の子育て中。前夫がDVで離婚した話や、子育て中のママに有利な情報を載せていきます!

退職後にしておけばよかったこと~雇用保険~

退職後、次の就職はあまりすぐにはしたくないな~と考えていました。

以前の病院はブラックのブラックで、看護師というだけでもハード勤務なのに連休なんて1か月に1回あるかないかくらいでした。

久々に長期の休暇(というか、無職)で、ゆっくり羽を伸ばしたかったのです。

まだ離婚もできていませんしね。

 

しかし、日を追うごとに資金面で心配することに…。

今思えばお金の知識があれば手続きなどできたでしょうけど…。

 

しておけばよかったなと思うことは、失業保険の申請です。

雇用保険について説明しておきます。

雇用保険とは、労働者が失業した場合などに必要な給付を行ったり、再就職を援助する制度です。

給付内容としては

〇基本手当(求職者給付)

〇就職促進給付

教育訓練給付

〇雇用継続給付

育児休業給付 があります。

 

その中の基本手当(求職者給付)が失業保険と呼ばれているもので、失業者に対して給付されるものです。

基本手当を受けるためには居住地のハローワークへ行き、離職票を提出、求職の申し込みをします。

求職の申し込みを行った日から7日間は支給されませんが…。

私の場合、自己都合退職なので7日間の待期期間+3か月の給付制限がかかりますが、求職している間の90~150日(被保険者期間により異なる)給付されます!

 

どのくらい支払われるかというと、離職前の6か月間の賃金日額(離職前の6か月に支払われた賃金総額÷180日)の45~80%が支給される様です。

というと、例えば1か月に総額25万くらいもらっていたとすると、

25万×6か月=150万

150万÷180日=8333円/1日あたり

45~80%にすると、75000~135000円くらいでしょうか。

まったく無収入より、支払われるのは無職になってから3か月以降だとしても、多少生活の足しになりますね。

 

しかし、だれでも受給できるのかと言われると、要件があるようです。

離職前の2年間に被保険者期間が通算12か月以上あること。

倒産、解雇などの場合には離職前の1年間に被保険者期間が通算6か月以上あれば受給できます。

勤めてすぐに辞めていった同期の子は受給できない様です(笑)

石の上にも3年とよく言われましたが、3年までいなくてもとりあえず良さそうですね。

 

その仕組みを知らなかった私は、貯金を切り崩しながら生活をしていたのですが、底が見え始める前にヤバいと感じ、就活し始めました。

ハローワークには行ってなく、むしろハローワークを活用したらいいのに、なぜか職に困って途方にくれた人が行く場所、と偏見を持っていたため行かなかったです。

今思えば偏見のせいで、勿体ないことをしたなと思います( ;∀;)

結局3か月後には就職していたので、失業保険を受けなくても給料を新しい職場から頂けていたので良かったです(笑)

 

これから転職や退職される方は、こんな制度があることを知って、ぜひご活用ください。

雇用保険には教育訓練給付もあるので、看護師など専門的な資格を取ったりする際に、金銭的な援助を受けられる可能性もあるため、ハローワークに相談に行かれてもいいかもしれませんね(*^▽^*)