生きてりゃ何とかなる

バツイチ看護師。再婚し2歳、0歳児の子育て中。前夫がDVで離婚した話や、子育て中のママに有利な情報を載せていきます!

シェルターでの生活

深夜明けにシェルターにて保護され、その当日。

シェルターはアパートみたいな感じで、和室の部屋に玄関、浴室、トイレがあり十分生活ができる状況でした。洗濯物も他の部屋に洗濯機があり、無料で使用でき、洗剤は無料で提供されました。

 

食事や生活用品、服なども希望があれば購入してもらえて、提供して頂きました。

 

逃げてから、相手や家族はどうなっただろうとドキドキです。

その日のうちに、警察の方が来られ聞き取りがありました。

相手方より捜索願が出る可能性があるため、捜索しないでほしい事の報告、DV加害者ですと申請しておくためです。

シェルターの職員の方が、「詳しく根ほり葉ほり聞かれる可能性があるので、同席しましょうか?話したくないことは話さなくても結構ですよ」と言ってくださったのですが、私は隠すこともなかったので、されたこと等全部情報提供しました。

1時間くらいだったでしょうかね。

 

それからは携帯電話もないため、備え付けのテレビを上の空で見ながら、

”ああ…本当に家を出たんだ。もう後戻りはできない。自分の人生をもう一度生きよう”と心に決めました。

 

翌日は心理士さんとお話したり、DV担当の職員の方と今後の計画についてお話していきました。

平日はDV担当の職員の方が訪ねて来て下さり、相手の行動や警察に捜索願が出されたことなど、状況を逐一教えてくれました。

逆に土日、祝日は公的なの機関がお休みになるため、DV担当の職員さんは来ず、状況も前に進まないためやきもきすることがありました。なんせ、気を紛らわす携帯電話やネット環境がないため、テレビをみるか、職員さん私用の文庫本を借りて読書をするか寝るかして時間をつぶすしかないのです。

 

DV夫と直接会って離婚の話をするのは絶対に無理です。

DV担当の職員さんと相談し、弁護士さんへ相談しに行くことになりました。

法テラスでは、無料で相談を受け付けておられるので、弁護士さんに相談したいことがあれば利用してみてもいいかもしれません。

実際に、弁護士さんと対面でDV相談をさせてもらい、相手方にこれまでされたこと、資産分布、慰謝料請求についてなど説明を受けました。

弁護士さんを雇って離婚請求を行う、第三者に間に立ってもらい離婚をすることを協議離婚といい、それでも埒が明かない場合は、家庭裁判所で裁判という形になることも。

私の場合は、協議離婚でなんとか決着がつきましたが、なかなか相手の理解が進まず(理解力が悪く)裁判になるのでは?と内心冷や冷やしていました。

 

DV被害者が金銭的に厳しい場合は、経済状況に見合った料金で弁護士を選定し、協議を進めていくことができますが、始めるまでに1~2か月くらい時間を要するようです。

早く離婚を進めたい!弁護士さんに間に立ってもらいたい!金銭的に多少余裕のある方は、希望の弁護士さんを雇い協議を進めていっても良いと思います。

私も金銭的に余裕はなかったのですが、早く話を進めてもらいたかったので、男性の弁護士を雇い(DV夫から見て、女性の弁護士だと訴えや暴言などでねじ伏せられてしまいそうな気がしたため)20~30万くらいで協議離婚させてもらいました。

後でDV夫に30万くらい慰謝料をもらいましたので、チャラみたいなものですが…。

結局、6か月後に離婚が成立しました。

6か月間、長かった気がします…。相手の理解力が乏しく、弁護士さんも手を焼いていたみたいです(笑)

また、詳しく書いていこうと思います(*'ω'*)